寺子屋通信14号

学園坂スタジオは2015年冬にスタートし、そろそろ5年を迎えようかというタイミングです。思えばあっという間の5年でしたし、特に今年は信じられない速度でついに8月も終わってしまいました。コロナの影響で、周辺では良い話を聞くことがなく、この先が思いやられます。これだけ不確かな時代があったのかどうかわかりませんが、そもそも世の中とは常に不確かなものなのかもしれません。

さてほぼ1年ぶりなのですが、寺子屋通信14号を発行しました。1年前まではオンライン講座など全く予想だにしていなかったのですが、世の趨勢にならい、開講する講座のほとんどがオンラインあるいはオンライン併用です。できればオンライン化したくないような気もするのですが、リアルの対面にこだわる理由もあまりなく、どうしたものかと考えあぐねます。

音楽でいえば、生演奏こそが本物だ、というようなもので、むしろ録音の方が冷静になれるかも、などと逡巡してしまう。音楽のライブ中心主義のようなものは、かつてデリダが指摘した音声中心主義のようにも思え、その特権とか神話作用みたいな問題が言われて久しい。けれど、生まれてきた0歳児がオンラインで生きていけるかというとそれは無理な話でもある。。。何をブツブツ記しているのか、よく分からなくなってきたので、ここは読み飛ばしてください。

身体系はヨガ、ピラティス、ベリーダンス、アイリッシュダンスが人気講座になっています。ヨガはどちらかというとシニア向けですが、初心者の方、男性の方も受講可能です。ピラティスは火曜日19時〜となっていて、仕事帰りの世代の方におすすめの講座。ベリーダンスやアイリッシュダンスはやや激しい動きもあるので、どちらかというと体力のある方向けでしょうか。ともに女性ばかりのクラスです。

おなじみボイストレーニングは、ストレッチをきめ細かくしながら発声をしていきますが、意外とストイックな60分。人気講座です。ウクレレは両極のような時間で、のんびりといろいろな歌をうたいながら、ウクレレのコード弾きを学ぶ講座です。ハワイのような、とまではいきませんが、ゆったりとした時間が流れていきます。

編み物・手芸のワークショップは、好きなものをなんでもつくってみます。「ワンクリック」のような言葉がもてはやされるこの究極の消費社会で、ハンドメイド文化など忘れ去られた過去の遺物のようにも思えます。ロボットが作ればいい、人手不足なんだからAIにやってもらおう、そんな論理が平然と語られます。

でもちょっと待って。編み物は、できあがった作品だけがすべてではなく、編む時間の、その呼吸や脈打つリズム、いわば身体のグルーヴが大切なのだ、と人は言います。それはまるで音楽のようでもあり、ダンスのようでもあるでしょう。どんなに安価でその割に質の良い既製品、例えばユニクロを身につけても、グルーヴは生成し得ない。それが得なのか損なのかはさておき、この手芸ワークショップはいろいろと考えさせられます。

ほか、古代ギリシャ語講座や現代詩のワークショップ、ジャズアンサンブル、打楽器アンサンブルなどのグループレッスン、ヴォーカル、鍵盤、管楽器、ギター、作曲などの個人レッスンも随時開講しています。おおまかなスケジュールはカレンダーをご覧ください。学園坂スタジオは東京・多摩地区という土地柄のスタジオですが、オンラインという意味では、どこにお住まいでもご参加いただけます。どうぞお気軽にご連絡くださいませ。

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